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第02章:Dockerの境界線:ホスト/デーモン/コンテナ/ネット🌍🚧

この章はひとことで言うと、「事故が起きる“場所”を間違えないための地図」づくりです🗺️✨ 隔離って“強い設定”を覚える前に、どこが誰の支配下で、何が漏れたり壊れたりしうるのかを把握すると一気にラクになります🙂


1) まずは全体の地図 🗺️👀

Dockerはざっくり「命令する人(クライアント)」「実行する親玉(デーモン)」「動く箱(コンテナ)」に分かれます。Docker公式の説明もこのクライアント↔デーモンの形を前提にしています。(Docker Documentation)

イメージ図(超重要)👇

あなた(VS Code / ターミナル)
└─ docker コマンド(クライアント)
└─ Docker デーモン(dockerd:親玉)
├─ コンテナ(Node等が動く箱)
├─ イメージ(箱の設計図)
├─ ネットワーク(箱どうしの道)
└─ ボリューム(データ置き場)

そしてWindowsの場合、LinuxコンテナはWSL 2のLinux側で動くのが基本です(Docker DesktopのWSL 2 backend)。(Docker Documentation)


2) 境界線①:ホスト(Windows)🪟🧱

ホストってどこ?🤔

  • いま使ってるPC本体(Windows)が“ホスト”の中心です🪟
  • ただしDocker Desktop + WSL 2だと、LinuxコンテナはWSL 2のLinux環境(実質VMっぽい領域)で実行されます。(Docker Documentation)

ここで起きがちな事故💥

  • **ホストのフォルダをコンテナに共有(bind mount)**していると、コンテナ側のバグ・侵害が「ホストのファイル破壊・流出」につながります😱 → “隔離”のつもりが、壁に穴を開けて通路を作ってる状態です🚪🕳️
  • “Dockerが保存しているデータの場所”も意識が必要:Dockerデーモンはデータディレクトリに、コンテナ・イメージ・ボリュームなどをまとめて持ちます。(Docker Documentation) (場所は環境差がありますが「デーモンが全部握ってる」は共通🧠)

3) 境界線②:デーモン(dockerd)👑🔥

デーモンは何者?🧠

  • あなたの docker run とか docker compose up を受けて、実際に箱を作ったり壊したりする「実行役」です。
  • 重要ポイント:デーモンは基本めちゃ強い権限で動きます。Docker公式も「デーモンの攻撃面(attack surface)」を明確に注意しています。(Docker Documentation)

“デーモンに命令できる”=どれくらい強い?😨

  • Linuxでは、docker グループに入れるとrootレベル権限になる、とDocker公式が警告しています。(Docker Documentation) → つまり 「dockerコマンドが叩ける人=ホスト級の操作ができる人」 になりがちです💪💣
  • デーモンへの入口(ソケット/API)を守る話も公式にあります(TLSで保護など)。(Docker Documentation)

この章で覚える合言葉🧷

  • **「コンテナが強い」じゃなくて「デーモンが強い」**👑
  • だから「デーモンに触れる入口(docker.sockやAPI公開)」は、後の章で最優先で警戒します🚨

4) 境界線③:コンテナ(箱の中)📦🐣

コンテナはVMじゃない(ここ大事)⚠️

  • コンテナは“別OS”というより、Linuxの仕組み(namespaces / cgroups 等)でプロセスを分けてる感じです。Docker公式もカーネル機能(namespaces/cgroups)や設定ミス等をセキュリティの主要ポイントとして挙げています。(Docker Documentation)

ここで起きがちな事故💥

  • 「コンテナの中でroot」だと、できることが増えます(だから後半で 最小権限 に寄せていく)。
  • でもこの章の結論はシンプル: “箱の中だけで完結してる限り”は被害が箱の中で止まりやすい🙂 逆に、ホスト共有・デーモン共有・ポート公開で壁が薄くなります🧱→🧻

5) 境界線④:ネットワーク(道)🕸️🚦

「コンテナ同士の道」と「外への出口」は別物 🚪🌐

  • Composeはデフォルトでアプリ用のネットワークを1個作り、同じCompose内のサービスはそこで相互に通信できます(サービス名で見つかる)。(Docker Documentation)
  • 一方で、ports: を使うと ホスト側に“入口”が開きます(外から入れる道ができる)🚪😈

もう1個ポイント:デフォルトbridgeは“古い仕組み扱い”👴

Docker公式は、デフォルト bridge ネットワークを「レガシーで、本番用途には推奨しない」と明言しています。(Docker Documentation) → 「ユーザー定義ネットワークを使う」が基本の考え方になってます🧠✨(Composeはそれを自動でやってくれるイメージ)


6) ミニ演習:あなたの環境で“境界線”を目で見る 👀🔍

演習A:ClientとServer(デーモン)が分かれてるのを確認✅

PowerShellでOKです🙂

docker version

見どころ👇

  • Client:Server: が別で出ます
  • **Serverの方が“実行してる側(デーモン)”**です👑

(Dockerの基本構造は「クライアントがデーモンに命令する」モデルです。(Docker Documentation))


演習B:デーモンの“強さ”を意識する質問タイム🧠💣

docker info

自分にこう問いかけてください👇

  • 「これ(Server)が落ちたら、全部止まる?」→ 止まる🥶
  • 「これ(Server)に命令できたら、何でもできそう?」→ できそう😇 この感覚が、隔離の設計でめちゃ役立ちます🛡️

演習C:Composeネットワークの“内側/外側”を確認🕸️🚪

すでに何かComposeプロジェクトがある前提でOK(なければ後で章が進んでからでも👍)

  1. ネットワーク一覧
docker network ls
  1. Composeが作ったっぽいネットワークを覗く (名前はプロジェクト名由来になりやすいです)(Docker Documentation)
docker network inspect <network-name>

見どころ👇

  • Containers に同じアプリのコンテナが並ぶ → 内側の道🕸️
  • ports: を設定してるサービスだけがホスト側に出口を持つ → 外への入口🚪

7) よくある勘違い(ここで直すと強い)🧯🙂

  • ❌「コンテナが一番偉い」 ✅ 一番偉いのは デーモン(コンテナを作る/壊す/マウントする権限の中心)(Docker Documentation)

  • ❌「秘密は.envに置いとけば隔離される」 ✅ .env は“ファイル”なので、共有したら見えます。まずは**境界線(どこまで見えてる?)**の把握が先🗺️

  • ❌「ネットワークはよくわからんけど ports はとりあえず全部開ける」 ✅ ports は“入口を開ける”行為。まずは「内側だけで繋ぐ」が安全寄りです🕸️🔒


まとめ:この章の持ち帰り🎒✨

  • ホスト:ファイル共有した瞬間、壁が薄くなる🧱→🧻
  • デーモン:ここが権限の王様👑(触れる入口は最重要で守る)(Docker Documentation)
  • コンテナ:箱の中に閉じてれば被害が止まりやすい📦
  • ネット:内側の道(Composeネットワーク)と外への入口(ports)は別🚪🕸️(Docker Documentation)

次の第3章は、この地図を“判断基準”に変える回です✂️🔐📤 つまり「最小権限・最小共有・最小公開」を、迷わず選べるようにしていきます🙂💪